見えた景色
2階リビングのソファに寝転んで
パチリ。
子供の頃
実家が高台なので
遮るものが無く
空と町並みを見ながら育ちました。
お隣はあるものの、南側には建物が何もなく
こちらも解放感。
そんなところがやはり好きで。
ごく当たり前なのかもしれないけれど
家に囲まれ、窓の横は家。
この当たり前の事が
気持ちを沈ませるのです。
またか、と言われそうですが
パパモアヒルズに登った時、
足がちゃんと地面に着いた感じがして
とても心地よかったのは、
遠くまで見渡せ、遮るものが無く
緑がいっぱいだから…?
東京、神戸。
都会にひとり迷子になりながらも出張したり
遊びにも行ったり。
今お店で使用しているお茶等は、
その時の経験があったから。
そんな時もあり、
でもやはり、自然が一番好きなのだと。
あまり良い関係ではなかったけれど
草や花の名前や遊び方を教えてくれたのは
母です。
ずいぶん忘れてしまって、
スイカの味の草、とか言ってる…。
お母さんを自慢できますか?と、
ある人がそんな話をしておられました。
どうなんだろう?
その時はそんな風に思ったけれど
いつも品数沢山の料理を作ってくれて
おやつを作ってくれて
散歩しながら
草で遊んだり
これはどんな味がする?と、
口にいれたり(笑)
兄がひどい喘息持ちで、
そこまでではないけれど私も。
空気の良いところへ出掛けたときの事。
何も言わなかったけれど
私が息子の事で悩んだように
色々考えてくれてたのだと思います。
空しか見えない場所だけど、
頑張ろ。
息子が小さい時、
いつもこの場所から、月や星を眺めていました。